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がたがた(叢生)の治療例

Case1

歯牙サイズの過大、歯槽骨の狭小に伴う叢生症例
年齢・性別
32歳 女性
治療期間
2年10ヶ月
使用装置
マルチブラケット、インプラントアンカー
主訴
ガタガタの歯並びで(子供が矯正をはじめたから自分も気になって)来院
口腔内所見
歯牙サイズが大きく、顎(歯槽骨)が狭小のため、著しい叢生(乱ぐい歯)の状態でした。奥歯の噛み合わせの問題はなく(アングル1級)、側切歯(前歯の2番目の歯)は交叉咬合(上下の歯を噛み合わせた時に、上下の歯列がどこかで交叉している噛み合わせ)の状態でした。
診断
歯牙サイズの過大、歯槽骨の狭小に伴う叢生症例

治療計画

ご本人の希望により小臼歯非抜歯でマルチブラケット装置にて歯列拡大、叢生改善を図りました。前歯の前突が大きく出た場合は再評価し、小臼歯抜歯に計画を変更することとしました。

上顎・正面・下顎
上顎・正面・下顎
側面
側面
治療前・治療後横顔
治療前・治療後横顔
治療結果

歯牙サイズと顎骨の不調和が大きいことから、上下小臼歯4本抜歯を提案しましたが、患者さんが非抜歯を希望されたことから、デーモンシステムで上顎歯列の排列からスタートしました。デーモンシステムは歯列拡大効果が高く、非抜歯治療率を高めるブラケットとして人気が高いシステムでありましたが、歯列排列が進むにつれ前歯の前突が際立って目立ち、口唇閉鎖も困難となりました。そのため再評価し、患者さんとよく話し合った末、同意を得て上下小臼歯抜歯に計画を変更しました。上下左右小臼歯抜歯し、上顎にインプラントアンカーを用いて前歯を後退させました。叢生(歯がガタガタ)は解消され、上下歯列の正中は一致、良好な噛み合わせが確立されました。

Case2

著しい叢生を伴う上顎前突症例
年齢・性別
34歳 女性
治療期間
4年5ヶ月
使用装置
マルチブラケット(上顎舌側ブラケット)、
インプラントアンカー
主訴
口の中すべて(前歯の歯並び)が気になる
口腔内所見
歯牙サイズと顎骨(歯槽骨)の大きさの不調和が著しく上下歯列とも叢生量が大きく、大臼歯関係はアングルII級(奥歯の噛み合わせがずれていて出っ歯の状態)となっていました。上下歯列正中は約4mmずれており、また舌小帯(舌の裏のスジ)が短く、強直していて舌の動き(嚥下、咀嚼、発音)を妨げていました。口唇や頬粘膜は伸展性が乏しく、口腔容積は著しく小さくなっていました。
診断
著しい叢生(歯並びのガタガタ)を伴う上顎前突症例

治療計画

上顎を舌側ブラケット(歯の裏側からの装置)、下顎を唇側ブラケットを希望。著しい叢生(ガタガタの歯並び)に対して上下左右第一小臼歯抜歯で歯列排列と前歯後退を図りました。大臼歯関係のズレに対しては上顎左右第二大臼歯を抜歯し、上顎歯列全体を遠心(後方)移動させアングルI級(正常)を獲得できました。

上顎・正面・下顎
上顎・正面・下顎
側面
側面
治療前・治療後横顔
治療前・治療後横顔
治療結果

舌側矯正では叢生(歯並びのガタガタ)が強いと装置が着かず、隣り合うブラケット間距離が短くなり歯列排列に時間と労力がかかります。また骨格的ずれと歯列の前後的ずれがあるケースでは、小臼歯だけでなく大臼歯抜歯を要する場合があり、歯牙移動のコントロールが難しくなります。このケースはまさに難易度特大で4年以上の治療期間がかかりましたが、患者さんの協力とインプラントアンカーに助けられ、うまく目標を達成できたケースでした。患者さんも仕上がりにはかなり満足していただいています。